簡単な説明
入力パルスのエッジが、設定可能な時間をトリガします。この時間が経過すると、出力がリセットされます。この時間が経過する前に、オフ警告を出力で きます。
接続 |
説明 |
入力Trg |
消灯警報付オフディレースイッチの時間(オフディレー)を、入力Trg (トリガ)での信号でトリガします。 |
パラメータ |
T: オフディレー時間Tが経過すると、出力がリセット(1から0に移行)されます。 T! 事前警告のトリガ時間を決定します。 T!L 事前警告時間の長さを決定します。 保持設定(オン)=ステータスがメモリで保持されます。 |
出力Q |
Qは時間Tが経過した後にリセットされます。この時間が経過する前に、警告信号を出力させることができます。 |
パラメータT、T!およびT!L
オフディレー時間T、事前警告時間T!および事前警告期間T!Lは、既にプログラムされた別のファンクションの実効値によって指定す ることができます。
アナログ比較:Ax Ay
アナログトリガ:Ax
アナログリニア変換:Ax
アナログマルチプレクサ:AQ
アナログ台形制御:AQ
アナログ演算:AQ
PI制御:AQ
アップ/ダウンカウンタ:Cnt
ブロック番号によって必要なファンクションを選択します。
タイムチャート
|
FL1A~FL1B: 事前警告時間が15秒に設定されます。これで、パラメータT!とT!Lは、使われなくなります。 |
時間ベースの変更
事前警告の時間ベースと期間を変更できます。
時間ベースT |
事前警告時間 |
事前警告期間 |
秒* |
750 ms |
50 ms |
分 |
15秒 |
1秒 |
時間 |
15分 |
1分 |
* サイクル時間が25 ms未満のプログラムでのみ有効です。 |
機能の詳細
入力Trgで信号が0から1に移行すると、出力Qが1に設定されます。入力Trgで1から0に移行すると現在の時間がトリガされ、出力Qは設定されたままになります。
Taが時間Tに達すると、出力Qが0にリセットされます。オフディレー時間(T - T!)が経過する前に、オフ事前警告時間T!Lの期間Qをリセットする事前警告を出力することができます。
Taは、Taが経過してるときに入力Trgで次に高/低の移行が行われると、再びトリガされます(オプション)。
スキャンサイクル時間
IDEC SmartRelayのスキャンサイクル時間の決定方法については、IDEC SmartRelayマニュアルの付録を参照してください。