マーカ(内部リレー)ブロックは、自らの入力信号を出力します。 IDEC SmartRelayは、M1~ M27の27のデジタルマーカ(内部リレー)とAM1~ AM6の6つのアナログマーカ(アナログ用データレジスタ)を提供します。
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FL1C~FL1D: 24個のデジタルマーカ(内部リレー)、M1...M24、6つのアナログマーカ(アナログ用データレジスタ)AM1...AM6 FL1B~FL1A: 8個のデジタルマーカ(内部リレー)、M1...M8 |
使用しているブロック設定で、回路プログラムに存在していない新しい マーカ(内部リレー)番号を、マーカ(内部リレー)に割り付けることができます。
出力は常に前回のプログラムサイクルの信号を送ります。この値は現在 のプログラムサイクル内では変更されません。
スタートアップマーカ(内部リレー):M8
マーカ(内部リレー)M8は、ユーザープログラムの初回サイクルで設定され、回路プログラムで スタートアップマーカ(内部リレー)として使用されます。初回のプログラム実行サイクルが終了すると、リセットされます 。
その後のサイクルで、M8マーカ(内部リレー)はM1~M7マーカ(内部リレー)と同様に動作します。
バックライト出力マーカ(内部リレー):M25およびM26
M25マーカ(内部リレー)は、IDEC SmartRelayディスプレイのバックライトを制御します。M26マーカ(内部リレー)は、テキストディスプレイ (テキスト表示)のバックライトを制御します。
タイマ出力、メッセージ出力、またはその他のファンクションブロックを使用して、バックライト出力マーカ(内部リレー)をアクティブ化できます。複数の条件を有効にして装置のバックライト を制御するには、複数のファンクションブロックを並行してまたは順に 使用できます。
M27マーカ(内部リレー)(使用する場合)は、プライマリ文字セットまたはセカンダリ文字セットのメッセージ出力を表示するかどうかを決定します。 IDEC SmartRelayの[メッセージ設定]メニューまたはWindLGCの[ファイル->メッセージ出力設定]メニューコマンドから、この2つの文字セットを選択します。次いで、メッセージ出力を設定するとき、プライマリ文字セット(文字セット1)またはセカンダリ文字セット(文字セット2)の文字で構成される、特定のメッセージ出力を選択します。
回路プログラムで、M27を使用して、プライマリまたはセカンダリ文字セットのいずれかのメッセージ出力を有効化し、もう一方のメッセージ出力を無効化することができます。M27=0 (低)のとき、IDEC SmartRelayはプライマリ文字セットのメッセージ出力のみを表示します。M27=1 (高)のとき、IDEC SmartRelayはセカンダリ文字セットのメッセージ出力のみを表示します。
アナログマーカ(アナログ用データレジスタ):AM1~AM6
アナログマーカ(アナログ用データレジスタ)を、アナログ入力またはアナログ命令ブロックのマーカとして使用できます。アナログマーカ(アナログ用データレジスタ)は、単にアナログ値を入力として受け入れて、その値を出力するだけで す。