空調システムの必要条件
空調システムは、新鮮な空気を室内に供給して、汚染された空気を排出 します。以下のサンプルシステムを見てみましょう。
部屋には、換気ファンと外気ファンがあります。
それぞれのファンは、フローセンサで監視されます。
室内の圧力が、大気圧よりも高くなることがあります。
フローセンサが、換気ファンの安全動作状態の信号を出す場合のみ、外気ファンをオンにできます。
警告ランプが、どちらか1台のファンの故障を表示します。
標準ソリューション
ファンは、フローセンサで監視されます。短い遅延時間が経過した後も 空気流がない場合、システムはオフになり、エラーメッセージが生成さ れます。このエラーメッセージは、オフボタンを押して確認することが できます。
ファンの監視には、フローセンサの他に、複数のスイッチング装置付き のアナライザ回路が必要です。単一のIDEC SmartRelay装置で、このアラナイザ回路に代替することができます。
WindLGCソリューション
IDEC SmartRelayを使用すると、開閉装置の数が減ります。このように、設置時間と制御 キャビネット内のスペースを節約できます。小さめの制御キャビネット を使うことすら可能な場合があります。
IDEC SmartRelayを使用すると、システムをオフにした後、ファンを順番にオフにするこ ともできます。
WindLGCの回路
入力I1とI2で、システムをオンおよびオフします。ファンは出力Q1とQ2に接続され、フローセンサは入力I3とI4に接続されます。ブロックB007とB008を使用して、フローセンサが故障出力Q3に信号を送るまでの、ウォッチドッグの時間を設定します。
出力Q3を反転して、出力メッセージをQ4で使うことができます。リレーQ4は、主電源が停電した場合またはシステムが故障した場合のみ、オフに なります。すると、出力はリモートメッセージに使用できます。